2019年7月26日(金)、第10回「IT大喜利~夏の拡大版~」を開催いたしました。
<今回のゲスト>
合同会社つばめ紹介より代表取締役 尾山 啓一氏
静岡県介護支援専門員協会研修委員 小林 彰宏氏
今回は夏の拡大版ということもあり、
いつもより早い時間よりお集まりいただきました。
認知症患者数うは2015年からの10年で1.5倍へと増え、65歳以上の3人に1人が認知症患者とその予備軍といわれています。
悩み❶認知症高齢者の方々がデイサービスに来て何もしないでいると、
夜寝れずに介護をする家族の負担も大きくなる。
悩み❷認知症高齢者の方でも楽しめる遊びが少ない。
悩み➌寝たきりにならないよう、継続した運動をしたい。
これらのお悩みを解決すべき「認知症高齢者の方々でも楽しめる遊びやサービスを考えよう」というお題で皆様に考えていただきました。


◇チームA「うどんの達人」
内容:足踏みセンサーと大きなディスプレイをつなげて、足踏みに合わせて合いの手の「うまい!」「あと一息!」といった文字が画面で見ることができるしくみ。映像は利用者にゆかりのある場所を用いることも可能。
◇チームB 「お化粧写真館」
内容:タブレットで、利用者の顔写真を撮り、別の人がタッチペンなどを利用して、顔写真にお化粧をしていくゲーム。大きなディスプレイなどにお化粧中の様子を映し、観覧者も楽しめる。完成後はお化粧写真を印刷してプレゼントする。
◇チームC 「VRゴーグルを利用して口案内で折り紙を折る。」
内容:VRゴーグルを装着してもらい、口案内の言葉で折り紙を折るというゲーム。AIで言葉を理解して折り紙の完成までを楽しむ。
◇チームD 「画面に出てくる文字をタイピング!」
内容:画面に出されたお題をタイピングすると文字や顔を倒すゲーム。決められた文字数をタイピングし終えると曲が流れる設定などもあり。認知度の段階に合わせて、5本指タイプとボタンを押すだけのタイプに分ける。


今回の優勝チームは、
チームA「うどんの達人」!
おめでとうございます!
今回は実用化を想定して前向きな”ダメ出し”評価をお願いしており、よかった店以外にも現場目線で足りない点やこうするともっといいといった意見をいただきました。
全チームともに、着眼点はとても面白く、人気のあるゲームにつながる可能性が高いので、どんどん精査しながら製品化へ取り組んでほしいということでした。
ぜひ皆さま、少しずつ製品化への道筋を見つけていきましょう。
懇親会では夏の風物詩”すいか”をいただきました。
ご参加をいただきました皆様、ありがとうございました。


【関連リンク】
つばめ介護事業コンサルティング
http://www.swallowsinc.com/