日韓IT企業協力セミナー2023 報告

日本市場に関心をもつ韓国のIT企業がソウル市の会場へ集まる。

KT-NETにて今年MOUを締結した韓日産業・技術協力財団(KJCF)主催の「日韓IT企業協力セミナー」が開催されました。本セミナーでは、JASPA林 知之副会長、KT-NET柳原 広昌会長がパネルディスカッションに登壇しました

韓国の(日本市場進出に関心のある)IT企業をターゲットに開催されるセミナーですが中身は全て日本語のやり取りです(韓国語に同時通訳)。

シナリオなしのスタイルで、会場参加者からその場で飛ぶ質問に対して、司会から振られた登壇者が即時回答していく。このQ&Aが1時間以上続くユニークな展開に、予定の2時間半があっという間に過ぎていきました。

  韓日産業・技術協力財団について>> https://www.kjc.or.kr/jp/

セミナーの様子

開催概要

テーマ 
「日韓 IT 企業の協力の方向性は?」
主催 韓日産業技術協力財団(KJCF)
日時 2023年11月24日(金)
場所 ロッテホテル・ソウル
(youtube同時配信)

参加者

韓国ソウル市近辺のIT関連企業を中心に参加申込があり、当日会場には約100名の聴講者。
Youtubeのリアルタイム配信は日韓2チャンネル用意され、合わせて100名近くの聴講者がアクセス継続中。

登壇者

モデレータ KJCF 専務理事 徐錫崇
パネラー KT-NET 会長 柳原 広昌
     JASPA 副会長 林 知之
     KSKK 副理事長 菅 正雄

【アーカイブス】
当日のセミナー収録動画が、韓日産業技術協力財団(KJCF)のYoutubeチャネルにてご覧になれます。

https://www.youtube.com/watch?v=CPTakbggB9o&t=2341s

【質疑応答の質疑抜粋】 ↑内容は動画にてご覧ください。
・日本のIT企業の特徴は?
・日本のIT業界の産業構造(多重下請け構造)の特徴は?
・日本のIT業界での人財不足の状況は? 経産省統計では2030までに35000人不足と出ているが。
・KT-NET会員企業の国籍や構成は?
・韓国企業が日本進出する際に3団体ではどのようなサポートを提供するのか?
・日本におけるビジネス商習慣の特徴は? 会社登録と口座開設はシェアオフィスを借りればできるのか?
・韓国ITベンチャーが日本で事業展開する際に気を付けることは? 日本企業との協業は必要か?
・日本政府は10兆円のスタートアップ援助を打ち出しているが、各都道府県含めてどのような動きがあるか?民間でのスタートアップ支援のファンドは?
・日本における関心事として日経新聞広告調査で、ヘルスケア・美容があがっているが、その詳細は?
・日本で韓国語を学びたい人が中国語よりも多いがその状況は?
・日本において、半導体検査のための優秀人財がいれば紹介して欲しい。
・日本における教育事業としてレベルの高い塾や私立学校で中国人が10%を占めている理由は?
・IT(インフォーメーションテクノロジー)とは? IT産業の定義・範囲は?
・日本におけるChatGPT、DigitaiTwin、データファブリックの状況は? 
・IT業界における人材は足りないと言われているが、日本人だけで大丈夫なのか? 給与・ビジョンなど課題はないか? 優秀な人財の育成や獲得に関する取り組みは何があるか? 人財獲得競争の現状は?
・日本におけるスマートファクトリーの現状は? センサー技術をベースにラインプロセス改善などはどのようにしているか? また、その会社の利益率は?

 

Lorem Ipsum

Lorem ipsum dolor sit amet, consectetur adipisicing elit, sed do eiusmod tempor incididunt ut labore et dolore magna aliqua.